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Channel: 水虫道場
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しつこい水虫治療記録

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自衛隊に勤務する方が、長年の勤務の中で重度の水虫になりました。
「水虫は自衛隊の職業病だ」そうです。
半長靴(編み上げブーツ)をいつも履いているので、このことも影響しているのでしょう。
そして、その水虫を治そうということで、木酢液処理を行いました。

この方の水虫は、足裏全体を覆っている分厚く固化した角質増殖型水虫が特徴です。
親指周辺の写真を示します。

m_IMG_3490.JPG


そして、洗面器の中に木酢液を少量入れて少しお湯を足し、そこへ足を入れて液を付着させます。
あるいは、木酢液の原液をスプレーで足に噴霧しています。

酢酸は弱い酸であり、酸に由来する酸性液が菌(カビ)を殺すとされており、実は酢酸は優秀な殺カビ剤であると言われています。
水虫は皮膚にカビが寄生した皮膚病ですので、酢酸を使えばある程度は水虫を治すことが可能です。
ただ残念なことに、どの程度の濃度の酢酸をどういう処方で使えば水虫が治るのか、系統的に解析した人がいないので、肝心の酢酸の使い方がまだ解明されていない状態です。

この方は、1週間程度の処理を行っています。
1週間後の患部の写真を示します。

m_IMG_3573.JPG


写真を見た範囲内では、患部が改善されたのかどうか、見えにくいですね。
水虫の特徴は、
1、患部に病原菌(カビ)が住み着いていること
2、患部の皮膚組織が重度の損傷していて、分厚い病巣全体に侵蝕された皮膚が積み重なっていること
の2点になります。
ですから、薬剤処理を行って皮膚表層の菌を殺し、菌が死んだ部分の皮膚がはがれて、また下の病巣が表面化する、ということを繰返しながら、患部の死んだ皮膚が新しい皮膚へと入れ替わっていきます。
つまり、重度の水虫病巣では、長い時間をかけて気長に水虫薬を塗ることが不可欠になります。
短期間で治る、ということにはならないのです。
この方の例でも、1週間の処理では水虫はほとんど変化がなかった、というほかありませんね。
興味のある方は、原典をご覧ください。
しつこい水虫治療記録




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