NHKのガッテン!で、水虫に関する番組が放送されました(7月26日)。
その内容のうち、<今回はコレ!> その1 ◎知らない間に水虫に!?水虫はかゆくない!?については前回の記事でご紹介しました。
今回は引き続いて、
<今回はコレ!> その2 ◎殺菌も消毒も不要!水虫の簡単予防法 です。
この「水虫簡単予防法」は、下記の4つの項目に分けて述べられています。
記事:
◯掃除機をかける
水虫菌は足などからはがれ落ちた小さな皮膚のかけらの中にいますので、掃除機で吸い取ることができます。フローリングの床などは拭き掃除も有効です。
◯スリッパを履く
水虫菌がいる小さな皮膚のかけらは、靴下やストッキングの網目を通り抜けてしまいますので、水虫の感染予防にはほとんど役に立ちません。スリッパを履けば、皮膚のかけらを直接踏むことも、ばらまくことも防ぐことができます。
◯洗濯する
バスマットは複数の人が使用し、湿っているので水虫菌がいる可能性が高いものですが、洗濯すれrば水虫菌を落とすことができます。また水虫菌は洗剤に弱いので、洗濯から感染がホロがる心配はないといいますのでご安心を。
◯足をやさしく洗う
水虫菌は、日中、革靴を履いている湿った条件でも感染するのに24時間以上かかると言われていますので、1日一回、足を洗うことが有効です。
ただし、硬いものでゴシゴシこすって洗うと皮膚が傷ついてかえって感染しやすくなってしまいます。せっけんの泡などでやさしく洗いましょう。
解説:
水虫菌の感染力は、決して高くはありません。
それで、室内の清掃を心がけておけば、水虫にはかかりにくいのです。
ここでは記載されていませんが、履物(靴、スリッパなど)を共有して使うと簡単に水虫が広がってしまいます。
これは、履物に付着した水虫菌が直接足に付着することで、簡単に水虫が移ります。
また、患者の患部から漏れ出た体液に触れると一発で水虫に感染してしまいます。
例えば、患者が履いたスリッパに体液が付着していると、瞬時に水虫が感染します。
私自身、病院のスリッパを素足で履いて、30分後には足を十分に洗ったのに水虫に感染してしまった経験があります。
それから、洗濯を介して水虫が移ることもないのですが、その理由は水が大量にある環境下では水虫(カビ)は感染力を失うからです。
洗濯や、入浴時の湯船の中では、水虫は感染しません。
また、膣や食道などの水分が多い部位では、水虫そのものができません。
何れにしても、水虫に一度なってしまうと治すのはとても大変です。
上記の注意事項を参考にして、水虫にならないようにしましょう!