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水虫はなぜ治らないのか?

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梅雨に入り、水虫の最盛期になりました。
水虫に悩む方にとっては、最悪の時節到来です。

水虫とは、皮膚の一番外側の皮膚細胞が死んでいる部分(角層、角質層)にカビ(真菌)が寄生している皮膚感染症の一種です。
水虫はなかなか治りませんが、それはこの皮膚最外層にいるカビを殺すことが難しい、ということを示しているわけで、ちょっと信じにくい話ですね。

カビが皮膚に寄生すると、このカビは自然死はしません。
つまり水虫は、水虫薬を使って皮膚に寄生しているカビを殺すしか治す方法がないのです。
皮膚に寄生しているカビは、そこで彼らなりに生活しているわけです。
皮膚の成分を分解して栄養分として吸収し、子供(タネ、胞子)を作って世代を継いでいきます。
ですから、皮膚の下には成熟した菌糸と胞子とがいるのです。

今の水虫薬は、成熟した菌糸の細胞壁を作れないようにする作用を持っていて、水虫菌を殺します。
つまり、成熟した菌糸を作れないようにする働きしか持っていません。
皮膚の下の水虫患部では、タネ(胞子)がいます。
このタネは分厚い殻に覆われていて、とても頑丈にできており、簡単に殺すことはできません。
柿の種は堅い殻に覆われていますね、これと同じです。
例えば食料品を保管しておくとカビが生えますが、この際にカビのタネを殺すためには塩素殺菌が使われます。
しかし塩素を人の皮膚に塗ることはできませんね、皮膚が死んでしまいます。
つまり、皮膚の下にいるタネを薬剤で殺すことはできません。

今の水虫薬は成熟した菌糸を作らせないだけですので、タネ(胞子)には全く作用せず、タネが発芽して菌糸になればそのまま水虫が再発してしまいます。
我々ができることは、水虫薬を長期間塗り続けて、タネが発芽して菌糸になろうとする瞬間を捉えて、菌糸を殺すしかないのです。
今の水虫薬が効かないのも当然のことですね。

以上にご説明したことが、水虫が治りにくいことの最大の原因です。
水虫を治せる水虫薬とは、何らかの機序でタネを消失させる機能を持っていないと話になりません。
この問題を解決するのは、相当に難しいでしょう!

その他にも、水虫を治しにくい理由はいくつかあります。
実は、カビ(真菌)は一般に病原性が弱く、人に対する病原菌にはなりにくいのです。
水虫菌(白癬菌、皮膚糸状菌)は病原性があり、人の水虫を作りますが、病歴が長くなるといつの間にか他のカビ(病原性がないもの)に置き換わってしまいます。
これを日和見感染などと表現します。
他のカビとは、キノコ菌など多くのものがあり、当然のことですが、水虫薬は全く効果がありません。
このことも、水虫を治しにくい大きな要因になっています。
水虫は、感染初期に治さないと、大変です!





水虫に勝った(1)

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私の水虫歴は、50年にもなります。
昔、隣に座った人の足が偶然に私の足に触れたのです。
その人は、「あ、水虫がうつった」、と言いました。
私は当時水虫なんて知らなくて、「何それ、別にいいよ」と答えました。

実はこのたった1回の接触で、私の左足は水虫に感染したのです。
その人は水虫患部を手でいじっていて、そこから体液がしみ出していて、それが私の足に付着した、ということになります。
私は水虫が何か全く知らず、ただ足がかゆいので手で掻いたりしましたが、そのせいで手の爪が8本水虫になり、その手の爪を介して全身に水虫が広がりました。
私も途中で水虫薬を塗ったりしましたが、何年も経過した水虫が治るわけもなく、気休めだけでしたね。

でも、ここ20年ほどは、その水虫を治そうと思って水虫と格闘してきました。
そして、その結果として水虫を治す薬剤を手に入れました。
水虫を治す薬剤の開発は、私のライフワークとなったのです。
水虫薬の開発は、自分が水虫でなければ到底実行不可能です。
ある種の薬剤を考えた場合、それが水虫に効くかどうかということを自分の水虫で試す、という試行錯誤が必要です。
また、水虫もとても強靭で、いろいろな薬剤を使って何度も挑戦しても、治りはしません。
それでも何度も挑戦するうちに、水虫の弱点が分かってきますし、改良もできるのです。
まさに、水虫患者でなければ水虫薬は開発できない、のです。
もし私が水虫になっていなければ、私が水虫薬を開発することはなかったのです。
人生、何が幸するか、わかりませんね。

ここで、「水虫」という言葉を説明しておきます。
水虫は俗語であり、専門的には皮膚感染症の一種で「皮膚真菌症」と表現します。
真菌とは、わかりやすくいうとカビです。
水虫とは、皮膚(最外層の角層・角質層)にカビが住み着いていて、皮膚角層の中でカビが生活している状態です。
水虫はなかなか治りませんが、「皮膚の最外層にいるカビを殺すことができない」という事実は、ちょっと信じにくい話ですね。

私は、最初はエタノールで水虫を治そうと考えました。
エタノールは殺菌力が強く、75%エタノールは消毒薬として病院でも汎用されています。
皆さんも、エタノールで水虫を治せるのかどうか、考えてみて下さい
(続く)




水虫特効薬

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水虫道場では、水虫を治す効力を持つ処理液を探求しています。
そして、皮膚や爪の水虫を効果的に治す水虫特効薬として、新しい「アルテン液」を開発しました。

水虫の患部では、
1、爪や皮膚の中に菌(カビ)が住み着いている。
2、爪や皮膚の組織が重度に侵蝕されていて、巨大な組織の損傷が起きている。
という特徴があります。
この水虫を治すためには、1)患部の菌を殺して、さらに、2)侵蝕された組織を除去して新しい健康な組織を再生させることが必要です。
アルテン液は、患部の最外層の菌を殺し、その菌を殺した部分の爪や皮膚の組織を正常化させて組織の新陳代謝を促進し、健康な組織を再生させます。
重度の水虫患部では組織損傷も重大で、組織を正常化させるためにはある程度の処理期間が必要になりますが、アルテン液を使って処理を続ければ水虫を治すことができます。

アルテン液は、ネットショップ・アルテンで販売しています。
商品は、40ml入り(送料込み価格2600円)、100ml入り(送料込み価格4100円)、250ml入り(送料込み価格8600円)の3種類があり、スプレーボトル(50ml容器)を使用します。

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                  アルテン液 100ml入り


アルテン液の使い方
アルテン液は、1日2回、水虫患部に対して十分な量を噴霧し、乾燥します。アルテン液の成分は水溶性ですので、入浴後に処理します。皮膚の水虫では、皮膚症状のある部分が徐々に小さくなり、やがて消失して健康な皮膚を回復します。
爪水虫の患部では、爪根元から新しい爪が伸びてきて、侵蝕された爪患部が爪先へと排出されていきます。そして、爪患部を爪先で切取れば爪水虫完治です。爪の伸びはもともと遅いので、この間は処理をしながら待つしかありません。爪全体が生え変わるためには、手の爪で3ヶ月、足の爪で1年前後かかります。

アルテン液は水虫にとても良く効きますので、一度お試しください。

水虫特効薬の効果(1)

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前回の記事でご案内しました水虫特効薬について、その水虫治療効果を示す症例をご紹介します。

症例
左足裏のつま先部に小水疱型水虫があり、大水疱もいくつかできている。爪にも軽度の爪水虫ができている。患部の状態を写真2枚で示す。

イメージ 1
              足裏の小水疱型水虫、大水疱化している

イメージ 2
               各爪にも軽度の爪水虫ができている

これらの水虫患部に対して、水虫特効薬を1日2回噴霧乾燥しました。
足裏の小水疱型水虫は著明に改善し、3ヶ月後にはきれいな皮膚を回復しました(次の写真)。小水疱型水虫では皮膚の損傷が少ないために、短期間の処理で健康な皮膚を取り戻すことができました。そして、皮膚症状の再発も起きていません。

イメージ 3

一方、爪の伸びはもともと遅く、足の爪の場合には爪全体が生え変わるのに1年前後もかかります。
処理液を噴霧乾燥することによって爪患部の菌を弱体化させると、爪が根元から新しく伸びてきます。そして、菌によって侵食された爪をつま先で切り取ってしまえば、爪水虫完治となります。
8ヶ月後の爪の状態を次の写真で示します。菌に侵食されて白く変色した爪患部はつま先部へと排出されて、その下方にはピンク色の健康な爪が根元から伸びてきています。このように、処理液を噴霧乾燥することによって爪水虫も治すことができました。

イメージ 4

この症例でお示ししましたように、この水虫特効薬は水虫にとてもよく効きます。
この水虫特効薬はアルテンで販売していますので、水虫にお悩みの方は一度お試しください。


水虫特効薬の効果(2) 爪水虫

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これまで2回の記事で水虫特効薬とその効果についてご紹介してきました。
今回は、この水虫特効薬の爪水虫に対する効果についてご紹介します。
爪水虫は治りにくいことで知られており、現在、内服薬療法では治癒率38%、外用剤であるクレナフィン(科研)では治癒率20%程度であるとされています。
このように爪水虫の治癒率は低く、恐らくは重度の爪水虫は治せないのであろうと思われますね。
しかし、この水虫特効薬は爪水虫に対しても良好な治癒効果を示します。

今回の爪水虫の症例を次の写真で示します。

イメージ 1


写真を見ていただくと、親指爪と小指爪は水虫の病巣が爪全体に広がっており、また、第2爪と第3爪では爪のつま先半分程度に爪の変色、変形が広がっています。第4爪は健康なように見えます。
また、爪周辺の皮膚や趾間にも皮膚の剥がれ(水虫)ができています。
この左足患部に対して、1日1回、水虫特効薬を噴霧し乾燥しました。

足の爪は元々伸びるのが遅く、全体が生え変わるまでに1年前後もかかります、
また、爪水虫の患部では菌が爪の新陳代謝を抑えているために、薬剤で菌を弱体化~死滅させないと爪が根元から伸びてきません。
この水虫特効薬は使用直後から菌を弱体化させますので、各爪はすぐに根元から伸び始めます。
そして、処理14ヶ月後には各爪は健康な爪を回復しました。
爪の状態が鮮明に見えるように、親指爪の処理前と14ヶ月後の写真を示します。

イメージ 2
                      処理前

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                     14ヶ月後

他の3つの爪も綺麗な爪を回復しています(次の写真)。

イメージ 3
                      14ヶ月後

このように水虫特効薬は爪水虫を効率よく治しますので、爪水虫でお困りの方は一度水虫特効薬をお試しください。
この水虫特効薬は、ネットショップ・アルテンで販売しています。

水虫特効薬の症例(2) 爪水虫

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これまで2回の記事で水虫特効薬とその効果についてご紹介してきました。

今回は、この水虫特効薬の爪水虫に対する効果についてご紹介します。

爪水虫は治りにくいことで知られており、現在、内服薬療法では治癒率38%、外用剤であるクレナフィン(科研)では治癒率20%程度であるとされています。

このように爪水虫の治癒率は低く、恐らくは重度の爪水虫は治せないのであろうと思われますね。

しかし、この水虫特効薬は爪水虫に対しても良好な治癒効果を示します。

 

今回の爪水虫の症例を次の写真で示します。

 

イメージ 1


写真を見ていただくと、親指爪と小指爪は水虫の病巣が爪全体に広がっており、また、第2爪と第3爪では爪のつま先半分程度に爪の変色、変形が広がっています。第4爪は健康なように見えます。

また、爪周辺の皮膚や趾間にも皮膚の剥がれ(水虫)ができています。

この左足患部に対して、1日1回、水虫特効薬を噴霧し乾燥しました。この症例ではご主人の爪を治すために奥さんが毎朝1回処理したのですが、それでも爪は効率よく回復しました。

 

足の爪は元々伸びるのが遅く、全体が生え変わるまでに1年前後もかかります、

また、爪水虫の患部では菌が爪の新陳代謝を抑えているために、薬剤で菌を弱体化~死滅させないと爪が根元から伸びてきません。

この水虫特効薬は使用直後から菌を弱体化させますので、各爪はすぐに根元から伸び始めます。

そして、処理14ヶ月後には各爪は健康な爪を回復しました。

爪の状態が鮮明に見えるように、親指爪の処理前と14ヶ月後の写真を示します。


イメージ 2

                      処理前


イメージ 3 

       14ヶ月後、爪患部がつま先へと排出されてピンク色の爪を回復している

 

人差し指爪は処理によって爪根元の菌が死滅し、5ヶ月後に根元から新しい爪が伸び始めて、14ヶ月後には全体が新しい爪へと生え変わっています。

 

イメージ 4
               5ヶ月後、根元から健康な爪が出ている

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                14ヶ月後、健康な爪を回復した

 

第3爪も3ヶ月後には根元から新しい爪が伸び始めて、14ヶ月後には健康な爪を回復しました。


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               3ヶ月後、爪が生え変わりつつある


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                14ヶ月後、健康な爪を回復した

小指爪も5ヶ月後には変化が出始めて、14ヶ月後には健康な爪を回復しました。

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                5ヶ月後、爪根元が改善している

イメージ 9
                14ヶ月後、健康な爪を回復した

このように水虫特効薬は爪水虫を効率よく治しますので、爪水虫でお困りの方は一度水虫特効薬をお試しください。

この水虫特効薬は、ネットショップ・アルテンで販売しています。

 

爪水虫を治しましょう

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水虫道場では、皮膚や爪の水虫を効果的に治す水虫特効薬として新しい「アルテン液」を開発しました。

水虫の患部では、
1、爪や皮膚の中に菌(カビ)が住み着いている。
2、爪や皮膚の組織が重度に侵蝕されていて、巨大な組織の損傷が起きている。
という特徴があります。
この水虫を治すためには、1)患部の菌を殺して、さらに、2)侵蝕された組織を除去して新しい健康な組織を再生させることが必要です。
アルテン液は、患部の最外層の菌を殺し、その菌を殺した部分の爪や皮膚の組織を正常化させて組織の新陳代謝を促進し、健康な組織を再生させます。
重度の水虫患部では組織損傷も重大で、組織を正常化させるためにはある程度の処理期間が必要になりますが、アルテン液を使って処理を続ければ水虫を治すことができます。

アルテン液は、ネットショップ・アルテンで販売しています。
商品は、40ml入り(送料込み価格2600円)、100ml入り(送料込み価格4100円)、250ml入り(送料込み価格8600円)の3種類があり、スプレーボトル(50ml容器)を使用します。

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                  アルテン液 100ml入り


アルテン液の使い方
アルテン液は、1日2回、水虫患部に対して十分な量を噴霧し、乾燥します。アルテン液の成分は水溶性ですので、入浴後に処理します。皮膚の水虫では、皮膚症状のある部分が徐々に小さくなり、やがて消失して健康な皮膚を回復します。
爪水虫の患部では、爪根元から新しい爪が伸びてきて、侵蝕された爪患部が爪先へと排出されていきます。そして、爪患部を爪先で切取れば爪水虫完治です。爪の伸びはもともと遅いので、この間は処理をしながら待つしかありません。爪全体が生え変わるためには、手の爪で3ヶ月、足の爪で1年前後かかります。

アルテン液は水虫にとても良く効きます。
塗るだけで水虫が消える。
爪水虫を治しましょう。

アルテン液の効果は、次の症例をご覧ください。
  皮膚
  
アルテン液はネットショップ・アルテンで販売しています。


爪水虫、簡単に治せた

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naturaさんは、左足親指爪の右端部分にできた爪水虫を処理した経験を紹介されています。
add*****のブログ

naturaさんは、白癬菌はカビだから塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で死ぬのではないかと考えて、自宅にあったブリーチを3倍に薄めて使いました。
まず、爪の侵食された患部を削ります(次の写真)。

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そして、3倍に薄めたブリーチをコットンに染み込ませて患部に貼り付けて、3時間処理しました(次の写真)。
そして薬剤を洗い流しました。処理はこれ1回だけで、しみたり皮膚荒れはなかったそうです。

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その後、爪は根元から伸びてきています。2ヶ月後の写真を次に示します。

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そして8ヶ月後、爪が治った、という記事が報告されています(次の写真)。
足の爪は元々伸びが遅いので、爪全体が生え変わるまでには1年前後もかかります。

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この症例では爪右端部が綺麗に元どおりになりましたが、爪の先端部分では爪への切れ込みが認められて、残念ながら水虫が残っています。
これが、コットン処理する際にコットンが爪全体を覆っていなかったことに原因するのかどうかは不明という他ありません。
また、この症例では爪根元の皮膚の下にまで菌が入ってはいなかった、つまり重度の爪水虫ではなかった、ということも考慮するべきでしょう。

水虫治療にカビキラーを使った、という記事もありますので、併せてご覧ください。



塗るだけで水虫が消える
爪水虫を治しましょう



塗るだけで水虫が消える

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水虫道場では、皮膚や爪の水虫を効果的に治す水虫特効薬・「アルテン液」を開発しました。

水虫の患部では、
1、爪や皮膚の中に菌(カビ)が住み着いている。
2、爪や皮膚の組織が重度に侵蝕されていて、巨大な組織の損傷が起きている。
という特徴があります。
この水虫を治すためには、1)患部の菌を殺して、さらに、2)侵蝕された組織を除去して新しい健康な組織を再生させることが必要です。
アルテン液は、患部の最外層の菌を殺し、その菌を殺した部分の爪や皮膚の組織を正常化させて組織の新陳代謝を促進し、健康な組織を再生させます。
重度の水虫患部では組織損傷も重大で、組織を正常化させるためにはある程度の処理期間が必要になりますが、アルテン液を使って処理を続ければ水虫を治すことができます。

アルテン液は、ネットショップ・アルテンで販売しています。
商品は、40ml入り(送料込み価格2600円)、100ml入り(送料込み価格4100円)、250ml入り(送料込み価格8600円)の3種類があり、スプレーボトル(50ml容器)を使用します。

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                  アルテン液 100ml入り

アルテン液の使い方
アルテン液は、1日2回、水虫患部に対して十分な量を噴霧し、乾燥します。アルテン液の成分は水溶性ですので、入浴後に処理します。皮膚の水虫では、皮膚症状のある部分が徐々に小さくなり、やがて消失して健康な皮膚を回復します。
爪水虫の患部では、爪根元から新しい爪が伸びてきて、侵蝕された爪患部が爪先へと排出されていきます。そして、爪患部を爪先で切取れば爪水虫完治です。爪の伸びはもともと遅いので、この間は処理をしながら待つしかありません。爪全体が生え変わるためには、手の爪で3ヶ月、足の爪で1年前後かかります。

アルテン液は水虫にとても良く効きますので、水虫でお悩みの方は一度お試しください。
アルテン液の効果は、次の症例をご覧ください。
  皮膚
  
アルテン液はネットショップ・アルテンで販売しています。

爪水虫は簡単に治る

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爪水虫は、昔は「不治の病」であるといわれたほどで、とても治りにくいであろうという印象が強いですね。
今でも皮膚科では、爪水虫の治療には副作用のある内服薬を使っているほどです。
しかし実際には、爪水虫は簡単に治る、のです。

下の写真は、右足の4本の爪が重度の爪水虫になっている症例のものです。
親指爪は根元まで変色しており、重度の爪水虫です。
第2指爪は表面がところどころ白く変色しており、この爪も根元まで水虫になっていて見た目以上に重症です。
第3指爪は右半分が根元まで病巣が達しており、ここも重症です。
小指爪は一番重症の状態で、爪全体が分厚く変形しており、真中で縦に割れています。
 
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この足を、処理液の中にひたします。
つまり、爪全体を処理液の中に浸漬するわけです。
こうすることで、爪の中にまで処理液が浸透します。
処理の条件は、1日1時間足をひたし、30日ほど連続処理する、というものです。
この症例では、爪のほかにも指の間に趾間型水虫があり、足裏には角質増殖型水虫がありましたので、実際には浸漬処理は長期間続けてもらいました。
この足の、5カ月処理後の写真を次に示します。
 
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すべての爪で水虫は完治しており、根元から新しい爪が生えてきていて、水虫菌によって破壊され壊死していた爪はつま先へと排出されてほぼなくなっています。
親指爪では、先端部分に変色した爪が少し残っている程度です。
第2指爪でも、変色した爪が先端部に少しだけ残っています。
第3指爪では、爪の伸びる速度がとても早かったために、すでに健康な爪を回復しています。
小指爪では、水虫による障害が爪の根元の皮膚組織にまで及んでいて爪の器質的な変形がおきていますので、ここでは爪の縦割れが残っており、爪の回復にはまだまだ時間がかかる状況です。
 
爪水虫の患部では、水虫菌が爪の新陳代謝を抑制しており、このため爪の伸びが止まって患部がつま先へと移動しないようになっています。
この水虫患部の水虫菌を弱体化~殺すことにより、爪組織は新陳代謝能力を回復してつま先へと伸び始めて、水虫患部がつま先へと排出されます。
この処理液浸漬法では、処理を始めるとすぐに水虫患部がつま先へと移動をしはじめて、このように簡単に爪水虫が治るのです。

この症例の女性は、早速ネールアートを楽しんでいます。
いいですね。

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塗るだけで水虫が消える
爪水虫を治しましょう
水虫特効薬「アルテン液」、はネットショップ・アルテンで販売しています。
一度お試しください。


角質増殖型水虫の治し方

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足裏にできる角質増殖型水虫は、とても治りにくいものです。
私自身の左足にも小さな赤い斑点が散在していて、角質増殖型水虫ができていました(下の写真、つま先を上にして足の中央部を写したもの)。

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皮膚科病院の老医師は、この足裏を見て即座にこう言いました、「これは治りませんから」と。
実はこの種の角質増殖型水虫は現在でも全く治せない水虫なのですが、何の症状もないので患者も忘れていて問題にならないのです。

私はこの水虫を治したいと思っていろいろな処理液を試しました。
しかし残念ながら感染部位が広がるばかりで、治る気配はなかったですね。
足裏の感染部位がよくわかる写真を次に示します。
足裏の広い範囲に皮膚の剥がれができています。

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そして今、私の手元には唯一無二の水虫特効薬があるのですが、この薬剤を使ってもこの足裏の患部は全く治らないことがわかりました。
足裏の感染部位には雑多なカビ(真菌)が住み着いているのですが、それらは皮膚侵食力が弱くて皮膚が強靭なまま残っており、このために病巣の皮膚が除去できない、のであろうと考えられます。
つまり、足裏の角質増殖型水虫は、「薬剤処理では治すことができない」、という結論に達しました。
足裏の感染部位は、こすり取ってしまうしか方法がないのです。

この結論が得られましたので、あとは病巣皮膚を除去するだけです。
足全体を処理液に数時間浸漬処理し、液が浸透した病巣皮膚を毛抜きで除去しました。
健康な皮膚は頑丈ですので、毛抜きで擦る程度では何の損傷も起きません。
次の写真で示すように病巣皮膚は除去されて、その下にあった健康な皮膚(赤い部分)が露出しています。

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このまま毎日処理を続けて、患部の除去と殺菌、健康な皮膚の再生を行いました。
2週間後には、病巣がない綺麗な皮膚を回復しました(次の写真)。

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水虫(皮膚真菌症)の特徴は、患部にカビが住み着いていることと、患部に巨大な組織損傷が起きていることです。
そしてこの巨大な組織損傷は、外科的な手法で除去するしかない場合がある、ということですね。



足裏の角質増殖型水虫を治したい方は、一度アルテン液をお試しください。
ネットショップ・アルテンでアルテン液250ml入りをご注文いただき、さらに通信欄に「角質セット希望、とご記入ください。
角質セットは、浸漬処理用具一式と詳しい解説付きで500円です。


水虫特効薬

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水虫道場では、水虫を治す効力を持つ処理液を探求しています。
そして、皮膚や爪の水虫を効果的に治す水虫特効薬として、新しい「アルテン液」を開発しました。

水虫の患部では、
1、爪や皮膚の中に菌(カビ)が住み着いている。
2、爪や皮膚の組織が重度に侵蝕されていて、巨大な組織の損傷が起きている。
という特徴があります。
この水虫を治すためには、1)患部の菌を殺して、さらに、2)侵蝕された組織を除去して新しい健康な組織を再生させることが必要です。
アルテン液は、患部の最外層の菌を殺し、その菌を殺した部分の爪や皮膚の組織を正常化させて組織の新陳代謝を促進し、健康な組織を再生させます。
重度の水虫患部では組織損傷も重大で、組織を正常化させるためにはある程度の処理期間が必要になりますが、アルテン液を使って処理を続ければ水虫を治すことができます。

アルテン液は、ネットショップ・アルテンで販売しています。
商品は、40ml入り(送料込み価格2600円)、100ml入り(送料込み価格4100円)、250ml入り(送料込み価格8600円)の3種類があり、スプレーボトル(50ml容器)を使用します。

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                  アルテン液 100ml入り


アルテン液の使い方
アルテン液は、1日2回、水虫患部に対して十分な量を噴霧し、乾燥します。アルテン液の成分は水溶性ですので、入浴後に処理します。皮膚の水虫では、皮膚症状のある部分が徐々に小さくなり、やがて消失して健康な皮膚を回復します。
爪水虫の患部では、爪根元から新しい爪が伸びてきて、侵蝕された爪患部が爪先へと排出されていきます。そして、爪患部を爪先で切取れば爪水虫完治です。爪の伸びはもともと遅いので、この間は処理をしながら待つしかありません。爪全体が生え変わるためには、手の爪で3ヶ月、足の爪で1年前後かかります。

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ネットショップ・アルテン

しつこい水虫治療記録

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自衛隊に勤務する方が、長年の勤務の中で重度の水虫になりました。
「水虫は自衛隊の職業病だ」そうです。
半長靴(編み上げブーツ)をいつも履いているので、このことも影響しているのでしょう。
そして、その水虫を治そうということで、木酢液処理を行いました。

この方の水虫は、足裏全体を覆っている分厚く固化した角質増殖型水虫が特徴です。
親指周辺の写真を示します。



そして、洗面器の中に木酢液を少量入れて少しお湯を足し、そこへ足を入れて液を付着させます。
あるいは、木酢液の原液をスプレーで足に噴霧しています。

酢酸は弱い酸であり、酸に由来する酸性液が菌(カビ)を殺すとされており、実は酢酸は優秀な殺カビ剤であると言われています。
水虫は皮膚にカビが寄生した皮膚病ですので、酢酸を使えばある程度は水虫を治すことが可能です。
ただ残念なことに、どの程度の濃度の酢酸をどういう処方で使えば水虫が治るのか、系統的に解析した人がいないので、肝心の酢酸の使い方がまだ解明されていない状態です。

この方は、1週間程度の処理を行っています。
1週間後の患部の写真を示します。



写真を見た範囲内では、患部が改善されたのかどうか、見えにくいですね。
水虫の特徴は、
1、患部に病原菌(カビ)が住み着いていること
2、患部の皮膚組織が重度の損傷していて、分厚い病巣全体に侵蝕された皮膚が積み重なっていること
の2点になります。
ですから、薬剤処理を行って皮膚表層の菌を殺し、菌が死んだ部分の皮膚がはがれて、また下の病巣が表面化する、ということを繰返しながら、患部の死んだ皮膚が新しい皮膚へと入れ替わっていきます。
つまり、重度の水虫病巣では、長い時間をかけて気長に水虫薬を塗ることが不可欠になります。
短期間で治る、ということにはならないのです。
この方の例でも、1週間の処理では水虫はほとんど変化がなかった、というほかありませんね。
興味のある方は、原典をご覧ください。
しつこい水虫治療記録



水虫はなぜ治らないのか?

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梅雨に入り、水虫の最盛期になりました。
水虫に悩む方にとっては、最悪の時節到来です。

水虫とは、皮膚の一番外側の皮膚細胞が死んでいる部分(角層、角質層)にカビ(真菌)が寄生している皮膚感染症の一種です。
水虫はなかなか治りませんが、それはこの皮膚最外層にいるカビを殺すことが難しい、ということを示しているわけで、ちょっと信じにくい話ですね。

カビが皮膚に寄生すると、このカビは自然死はしません。
つまり水虫は、水虫薬を使って皮膚に寄生しているカビを殺すしか治す方法がないのです。
皮膚に寄生しているカビは、そこで彼らなりに生活しているわけです。
皮膚の成分を分解して栄養分として吸収し、子供(タネ、胞子)を作って世代を継いでいきます。
ですから、皮膚の下には成熟した菌糸と胞子とがいるのです。

今の水虫薬は、成熟した菌糸の細胞壁を作れないようにする作用を持っていて、水虫菌を殺します。
つまり、成熟した菌糸を作れないようにする働きしか持っていません。
皮膚の下の水虫患部では、タネ(胞子)がいます。
このタネは分厚い殻に覆われていて、とても頑丈にできており、簡単に殺すことはできません。
柿の種は堅い殻に覆われていますね、これと同じです。
例えば食料品を保管しておくとカビが生えますが、この際にカビのタネを殺すためには塩素殺菌が使われます。
しかし塩素を人の皮膚に塗ることはできませんね、皮膚が死んでしまいます。
つまり、皮膚の下にいるタネを薬剤で殺すことはできません。

今の水虫薬は成熟した菌糸を作らせないだけですので、タネ(胞子)には全く作用せず、タネが発芽して菌糸になればそのまま水虫が再発してしまいます。
我々ができることは、水虫薬を長期間塗り続けて、タネが発芽して菌糸になろうとする瞬間を捉えて、菌糸を殺すしかないのです。
今の水虫薬が効かないのも当然のことですね。

以上にご説明したことが、水虫が治りにくいことの最大の原因です。
水虫を治せる水虫薬とは、何らかの機序でタネを消失させる機能を持っていないと話になりません。
この問題を解決するのは、相当に難しいでしょう!

その他にも、水虫を治しにくい理由はいくつかあります。
実は、カビ(真菌)は一般に病原性が弱く、人に対する病原菌にはなりにくいのです。
水虫菌(白癬菌、皮膚糸状菌)は病原性があり、人の水虫を作りますが、病歴が長くなるといつの間にか他のカビ(病原性がないもの)に置き換わってしまいます。
これを日和見感染などと表現します。
他のカビとは、キノコ菌など多くのものがあり、当然のことですが、水虫薬は全く効果がありません。
このことも、水虫を治しにくい大きな要因になっています。
水虫は、感染初期に治さないと、大変です!




ガッテン! 水虫(その1)

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NHKのガッテン!で、水虫に関する番組が放送されました(7月26日)。
そのタイトルは、「まさか私が水虫に!?驚きの感染ルートを新発見」、でした。

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皮膚科診察室の一コマ

<今回はコレ!> その1
◎知らない間に水虫に!?水虫はかゆくない!?
記事:
「完治できる薬がたくさんあるのに、いまだに多くの人が悩まされている水虫。銭湯やサウナなど多くの人が利用する施設でうつるイメージもありますが、今回、まったく別の「危険な感染ルート」を発見しました。

水虫菌は、感染力が弱く、足に付着しただけでは簡単に皮膚の中に入りこめません。一日一回、銭湯のバスマットを踏む程度では、なかなか感染しないのです。
それでは「本当に危険な感染ルート」とは何なのか?それは一緒に暮らしている「家族」。家族に水虫の人がいると、毎日毎日、水虫菌がいる皮膚のかけらが家じゅうにばらまかれ、それを家族が毎日踏み続けることになります。そんな生活を続けるうちに、やがて感染してしまうというわけです。

水虫ならかゆいので、ほかの人にうつす前に気づいて、治療をしそうなものですが、今回、驚がくの事実が発覚!実は、水虫のほとんどはかゆくないのです。
番組で「水虫ではないと言う人」35人を検査したところ、かゆくないために自分の水虫に気づいていなかった人が8人も見つかりました。水虫に詳しい専門医は経験上「水虫でかゆい人は20人から30人に1人」とも言います。
症状が無いために自分の水虫に気づかず、知らず知らずのうちに家族にうつしてしまう。これが危険な水虫の感染ルートの正体だったのです。

水虫の見分け方:
水虫は専門医でないと見分けることが難しい病気ですが、目安になる典型例があります。これらに似た症状を見つけたら一度、皮膚科を受診してみてはいかがでしょうか。
●足の指の間の皮がむけている
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●足の裏や側面に水疱(すいほう)ができている
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●かかとがカサカサしている (かかとのかさつきの半分は水虫とも言われています)
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●爪が白っぽく変色している
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解説
日本では、畳の上で素足で生活する習慣があります。
このため、家族のうちの一人に水虫があると、家族間での水虫感染がかなりの高頻度で起きてしまいます。これは日本独自の特徴ですね。
そして、一家の主婦が綺麗好きで毎日の掃除を丁寧に行う場合には、この家族内での水虫感染が予防されます。
水虫は一度感染するととても治しにくいので、まずは清潔な住環境を維持することが大切です。

また、この記事では「水虫は専門医でないと見分けることが難しい病気です」と紹介されていますが、正確には専門医でも見ただけでは水虫を見分けることは難しいのです。
水虫(カビ感染症)かどうかは、患部の標本を採取してアルカリで分解し、顕微鏡で菌の有無を確かめることが必要です。皮膚科専門医でもこの顕微鏡検査を行わない人が多いそうで、この場合には専門医でも水虫かどうかを誤診する可能性があります。
上の写真のような皮膚症状があって皮膚科を受診する際には、顕微鏡での確認を行ってもらうように留意しましょう。
水虫ではないものに水虫薬を塗っても、良くなることはないのですから。



塗るだけで水虫が消える


ガッテン! 水虫(その2)

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NHKのガッテン!で、水虫に関する番組が放送されました(7月26日)。
その内容のうち、<今回はコレ!> その1 ◎知らない間に水虫に!?水虫はかゆくない!?については前回の記事でご紹介しました。
今回は引き続いて、
<今回はコレ!> その2 ◎殺菌も消毒も不要!水虫の簡単予防法 です。
この「水虫簡単予防法」は、下記の4つの項目に分けて述べられています。

記事:
◯掃除機をかける
水虫菌は足などからはがれ落ちた小さな皮膚のかけらの中にいますので、掃除機で吸い取ることができます。フローリングの床などは拭き掃除も有効です。

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◯スリッパを履く
水虫菌がいる小さな皮膚のかけらは、靴下やストッキングの網目を通り抜けてしまいますので、水虫の感染予防にはほとんど役に立ちません。スリッパを履けば、皮膚のかけらを直接踏むことも、ばらまくことも防ぐことができます。

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◯洗濯する
バスマットは複数の人が使用し、湿っているので水虫菌がいる可能性が高いものですが、洗濯すれrば水虫菌を落とすことができます。また水虫菌は洗剤に弱いので、洗濯から感染がホロがる心配はないといいますのでご安心を。

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◯足をやさしく洗う
水虫菌は、日中、革靴を履いている湿った条件でも感染するのに24時間以上かかると言われていますので、1日一回、足を洗うことが有効です。
ただし、硬いものでゴシゴシこすって洗うと皮膚が傷ついてかえって感染しやすくなってしまいます。せっけんの泡などでやさしく洗いましょう。

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解説:
水虫菌の感染力は、決して高くはありません。
それで、室内の清掃を心がけておけば、水虫にはかかりにくいのです。
ここでは記載されていませんが、履物(靴、スリッパなど)を共有して使うと簡単に水虫が広がってしまいます。
これは、履物に付着した水虫菌が直接足に付着することで、簡単に水虫が移ります。
また、患者の患部から漏れ出た体液に触れると一発で水虫に感染してしまいます。
例えば、患者が履いたスリッパに体液が付着していると、瞬時に水虫が感染します。
私自身、病院のスリッパを素足で履いて、30分後には足を十分に洗ったのに水虫に感染してしまった経験があります。

それから、洗濯を介して水虫が移ることもないのですが、その理由は水が大量にある環境下では水虫(カビ)は感染力を失うからです。
洗濯や、入浴時の湯船の中では、水虫は感染しません。
また、膣や食道などの水分が多い部位では、水虫そのものができません。
何れにしても、水虫に一度なってしまうと治すのはとても大変です。
上記の注意事項を参考にして、水虫にならないようにしましょう!



塗るだけで水虫が消える
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水虫特効薬

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水虫道場では、水虫を治す効力を持つ処理液を探求しています。
そして、皮膚や爪の水虫を効果的に治す水虫特効薬として、新しい「アルテン液」を開発しました。

水虫の患部では、
1、爪や皮膚の中に菌(カビ)が住み着いている。
2、爪や皮膚の組織が重度に侵蝕されていて、巨大な組織の損傷が起きている。
という特徴があります。
この水虫を治すためには、1)患部の菌を殺して、さらに、2)侵蝕された組織を除去して新しい健康な組織を再生させることが必要です。
アルテン液は、患部の最外層の菌を殺し、その菌を殺した部分の爪や皮膚の組織を正常化させて組織の新陳代謝を促進し、健康な組織を再生させます。
重度の水虫患部では組織損傷も重大で、組織を正常化させるためにはある程度の処理期間が必要になりますが、アルテン液を使って処理を続ければ水虫を治すことができます。

アルテン液は、ネットショップ・アルテンで販売しています。
商品は、40ml入り(送料込み価格2600円)、100ml入り(送料込み価格4100円)、250ml入り(送料込み価格8600円)の3種類があり、スプレーボトル(50ml容器)を使用します。

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                  アルテン液 100ml入り

アルテン液の使い方
アルテン液は、1日2回、水虫患部に対して十分な量を噴霧し、乾燥します。アルテン液の成分は水溶性ですので、入浴後に処理します。皮膚の水虫では、皮膚症状のある部分が徐々に小さくなり、やがて消失して健康な皮膚を回復します。
爪水虫の患部では、爪根元から新しい爪が伸びてきて、侵蝕された爪患部が爪先へと排出されていきます。そして、爪患部を爪先で切取れば爪水虫完治です。爪の伸びはもともと遅いので、この間は処理をしながら待つしかありません。爪全体が生え変わるためには、手の爪で3ヶ月、足の爪で1年前後かかります。

アルテン液は水虫にとても良く効きますので、一度お試しください。

ネットショップ・アルテン


しつこい水虫治療記録

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自衛隊に勤務する方が、長年の勤務の中で重度の水虫になりました。
「水虫は自衛隊の職業病だ」そうです。
半長靴(編み上げブーツ)をいつも履いているので、このことも影響しているのでしょう。
そして、その水虫を治そうということで、木酢液処理を行いました。

この方の水虫は、足裏全体を覆っている分厚く固化した角質増殖型水虫が特徴です。
親指周辺の写真を示します。



そして、洗面器の中に木酢液を少量入れて少しお湯を足し、そこへ足を入れて液を付着させます。
あるいは、木酢液の原液をスプレーで足に噴霧しています。

酢酸は弱い酸であり、酸に由来する酸性液が菌(カビ)を殺すとされており、実は酢酸は優秀な殺カビ剤であると言われています。
水虫は皮膚にカビが寄生した皮膚病ですので、酢酸を使えばある程度は水虫を治すことが可能です。
ただ残念なことに、どの程度の濃度の酢酸をどういう処方で使えば水虫が治るのか、系統的に解析した人がいないので、肝心の酢酸の使い方がまだ解明されていない状態です。

この方は、1週間程度の処理を行っています。
1週間後の患部の写真を示します。



写真を見た範囲内では、患部が改善されたのかどうか、見えにくいですね。
水虫の特徴は、
1、患部に病原菌(カビ)が住み着いていること
2、患部の皮膚組織が重度の損傷していて、分厚い病巣全体に侵蝕された皮膚が積み重なっていること
の2点になります。
ですから、薬剤処理を行って皮膚表層の菌を殺し、菌が死んだ部分の皮膚がはがれて、また下の病巣が表面化する、ということを繰返しながら、患部の死んだ皮膚が新しい皮膚へと入れ替わっていきます。
つまり、重度の水虫病巣では、長い時間をかけて気長に水虫薬を塗ることが不可欠になります。
短期間で治る、ということにはならないのです。
この方の例でも、1週間の処理では水虫はほとんど変化がなかった、というほかありませんね。
興味のある方は、原典をご覧ください。
しつこい水虫治療記録



水虫はなぜ治らないのか?

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梅雨に入り、水虫の最盛期になりました。
水虫に悩む方にとっては、最悪の時節到来です。

水虫とは、皮膚の一番外側の皮膚細胞が死んでいる部分(角層、角質層)にカビ(真菌)が寄生している皮膚感染症の一種です。
水虫はなかなか治りませんが、それはこの皮膚最外層にいるカビを殺すことが難しい、ということを示しているわけで、ちょっと信じにくい話ですね。

カビが皮膚に寄生すると、このカビは自然死はしません。
つまり水虫は、水虫薬を使って皮膚に寄生しているカビを殺すしか治す方法がないのです。
皮膚に寄生しているカビは、そこで彼らなりに生活しているわけです。
皮膚の成分を分解して栄養分として吸収し、子供(タネ、胞子)を作って世代を継いでいきます。
ですから、皮膚の下には成熟した菌糸と胞子とがいるのです。

今の水虫薬は、成熟した菌糸の細胞壁を作れないようにする作用を持っていて、水虫菌を殺します。
つまり、成熟した菌糸を作れないようにする働きしか持っていません。
皮膚の下の水虫患部では、タネ(胞子)がいます。
このタネは分厚い殻に覆われていて、とても頑丈にできており、簡単に殺すことはできません。
柿の種は堅い殻に覆われていますね、これと同じです。
例えば食料品を保管しておくとカビが生えますが、この際にカビのタネを殺すためには塩素殺菌が使われます。
しかし塩素を人の皮膚に塗ることはできませんね、皮膚が死んでしまいます。
つまり、皮膚の下にいるタネを薬剤で殺すことはできません。

今の水虫薬は成熟した菌糸を作らせないだけですので、タネ(胞子)には全く作用せず、タネが発芽して菌糸になればそのまま水虫が再発してしまいます。
我々ができることは、水虫薬を長期間塗り続けて、タネが発芽して菌糸になろうとする瞬間を捉えて、菌糸を殺すしかないのです。
今の水虫薬が効かないのも当然のことですね。

以上にご説明したことが、水虫が治りにくいことの最大の原因です。
水虫を治せる水虫薬とは、何らかの機序でタネを消失させる機能を持っていないと話になりません。
この問題を解決するのは、相当に難しいでしょう!

その他にも、水虫を治しにくい理由はいくつかあります。
実は、カビ(真菌)は一般に病原性が弱く、人に対する病原菌にはなりにくいのです。
水虫菌(白癬菌、皮膚糸状菌)は病原性があり、人の水虫を作りますが、病歴が長くなるといつの間にか他のカビ(病原性がないもの)に置き換わってしまいます。
これを日和見感染などと表現します。
他のカビとは、キノコ菌など多くのものがあり、当然のことですが、水虫薬は全く効果がありません。
このことも、水虫を治しにくい大きな要因になっています。
水虫は、感染初期に治さないと、大変です!




掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

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水虫とよく似た皮膚疾患として有名なのが、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)です。

pinkpiglet55さんは、「突然、猛烈に手が痒くなり、掻いたりつねったりしていたら、一ミリ以下の大量の水疱が出来て大変なことになってしまった。」そうです。
手の写真が紹介されています。

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病院へ行くと、掌蹠膿疱症だと診断されました。
ネットで検索 掌蹠膿疱症:
手のひらや足の裏に無菌性の膿疱(うみをもった皮疹)が生じて慢性の経過をたどる病気です。完成像は、境界がはっきりした紅斑 落屑らくせつ局面に多数の膿疱をもちます。ばい菌やウイルスがついていないのに、手のひらや足のうらに膿疱ができる病気と考えてください。
掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症は治りにくく、水虫の方がマシだ、といわれていたこともありました。
秋田県本庄市の前橋賢医師は、ビオチンが不足すると掌蹠膿疱症になる、という説を出して多くの患者を救済してきました。
私の義妹も四国から遠い秋田まで行って、前橋医師の治療を受けて、掌蹠膿疱症を治しました。
前橋医師は、最高峰の科学論文誌 ”Nature" にも論文(ビオチン説)を書かれていたと私は記憶しています。
ところが、日本の医学界はビオチン説を受け入れていません。
前橋医師は、今は病院をやめてしまっているそうです(ご高齢ではあります)。

ネットで調べてみると、「掌蹠膿疱症をビオチンで治療するぞ!」という解説記事がありました。
関連する情報も多く収載されていて、公平な観点から記事を書いていると思います。
興味のある方は参照してください。
掌蹠膿疱症をビオチンで治療するぞ!




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