水虫は季節とともに(2)
水虫は、皮膚の下でひっそりと暮らしています。これは、人の自己防衛力(免疫)による抑制効果もあるのですが、とにかく通常はおとなしいのです。それが、年に1回程度は増殖して勢力を拡大しようとします。水虫菌も生きていますので、繁殖するわけですね。この繁殖の時期は、普通は春から夏にかけての高温多湿な時期になるわけです。ところが今は冷暖房のある生活になっていますので、この水虫菌の繁殖が各個人の生き方と連動し、寒...
View Article最後の壁(14)
水虫を治すのは、とても大変なことです。水虫菌は皮膚や爪の組織を蚕食して、これらの組織を半殺しの状態に保ち、その破壊された組織の中で悠然と生き続けています。さらに厄介なことに、水虫菌とカンジダ菌とが混合感染している場合があります。このような混合感染が起きている患部では、水虫菌はとても頑強になり、薬剤治療に抵抗します。つまり、薬剤処理しても治らない、という状況になります。...
View Article角質増殖型水虫の治し方
水虫は治りにくいものですが、その中でも角質増殖型水虫はもっとも治りにくい(治らない?)ものです。水虫菌は、皮膚や爪のケラチンという部分を溶かして栄養分とし、それを吸収して生きています。ケラチンを壊された皮膚や爪は変性していますので、本来なら新陳代謝が進行して新しい組織に入れ替わるのですが、水虫菌がその新陳代謝を抑えますので変性した皮膚がそのまま残ります。そして、病歴が長くなれば皮膚組織の変性が蓄積し...
View Article爪水虫を治しませんか!
爪水虫を治したい方を募集しています。 条件:爪を処理する液を無料で提供します。 爪の経過写真を定期的に提供していただきます。 爪水虫完治まで、お付き合いします。ご希望の方は、下記までメールでお知らせください。ご注意:使えないメールアドレスでの申し込みは避けて下さい。応募先:y20113jpjp@yahoo.co.jp担当者:道場主
View Article水虫の症例(Sさん)(3)かかとの水虫
Sさんの足の爪には重度の爪水虫があり,それらの治療については前2回の記事で記載しました。今回は、かかとの水虫(角質増殖型水虫)について、ご紹介します。先ず、処理前の右足の状態を写真で示します。処理前、右かかと写真でおわかりのように、Sさんは足の皮膚や爪を手ではがす、という悪癖を持っています。水虫になっている皮膚部分を手ではがして、水虫を治そう、軽減しよう、という気持ちであることはわかるのですが、水虫...
View Article水虫が治らない理由(2)
前回の記事で、水虫が治らない理由として、水虫菌のタネ(胞子)を殺す手段がないためにタネが生き残り、やがてタネが発芽して水虫が再発するからである、ということをご紹介しました。...
View Article記事の休載のお知らせ
季節も移ろい、いつの間にか朝晩が涼しくなってきました。 そして、水虫の季節も過ぎつつあり、当ブログへの訪問者数も少なくなってきました。それで、当面の間、記事を休載することにしました。来春に再開する予定です。道場主啓白塗るだけで水虫が消える!爪水虫を治しましょう!アルテン液
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